福井県にあるヒトモノコトを伝え繋がる商店【しの屋(越前海岸志野製塩所)】で塩づくり体験!

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素敵なアートが施された外観
福井県福井市の越前海岸沿いにある志野製塩所。ここでは越前海岸のおいしい海水を使った塩づくりをしています。山と海に挟まれた自然豊かな地で塩はどのように作られているのでしょうか。

志野製塩所とは

志野製塩所は福井県福井市の越前海岸沿いにあり、目の前には日本海が広がっています。製塩所の店主である志野さんは2019年に千葉県から移住し、美しい景色と多種多様な生態系を持つこの場所で製塩所を始めました。製塩所を始める際、美味しい海水がある場所を探して海岸から1㎞先、4㎞先など様々な場所から海水を舐めたそうです。そこで見つけたのが今の製塩所が建っている場所でした。この場所の海水は、山の落ち葉が分解されて生まれたアミノ酸が湧水となり、海で岩からミネラルが溶け出した海水と混ざり合っているため、ほかの場所とは違う味わいを生み出しています。そんなおいしい海水から作っているのがこの製塩所の塩「百笑の塩」です。
志野製塩所のウォールアート

「百笑の塩」

店主の志野さんは普段田んぼで稲作をしたり夏には海にもぐったり、野菜を育てることや養鶏もしています。志野さんにとってたくましく生き、人に与えることのできる百姓はとても豊かな存在だそうです。志野さんはそんな百姓を目指してはいますがまだまだそう名乗るにはおこがましい、しかし笑っていることはできるということで作った塩を「百笑の塩」と名付けました。
稲作の風景
「百笑の塩」は四季によって味わいが変化します。冬の寒い気温や夏の暑い気温など気候の変化によって塩味のつよい塩、旨みや酸味・甘味など雑味を感じる塩、旨みが強くよりマイルドな塩など様々な塩の味わいを楽しむことができます。また、粒の大きい「結晶塩」や福井市にある三七味噌さんの糀で作った「塩こうじ」、福井市のスパイスタリテマスカ?さんとのコラボ商品「スパイス十塩」など様々な種類の塩を作っています。そんな「百笑の塩」はどのようにできているのでしょうか。
「百笑の塩」と日本海

塩はどうやって作るの?

塩は海水からしか作ることができません。志野製塩所では目の前の越前海岸から7000Lの海水を2時間かけてポンプでくみ上げています。くみ上げた海水を一から手作りした釜戸で時間をかけて炊き上げます。海水の塩分濃度は最初3.5%ですが、ゆっくり時間をかけて炊き上げることで2日で15%を超えます。炊き上げている間に海水に含まれていたアクやゴミを取り除きます。その後、炊き上げて取れた塩を籠にいれ、1日かけてゆっくりとにがりを切っていきます。時間をかけて切ることでにがりからのミネラルが塩に移ります。こうしてにがりが切れた塩から不純物を取り除き完成です。このように時間と手間をかけて「百笑の塩」は作り上げられています。
手間暇かけてつくる様子

塩づくりを体験してみよう!

では実際に塩づくりを体験してみましょう!塩づくり体験では海水をそのまま使うと時間がかかってしまうため、最初から少し煮詰めて塩分濃度が高くなっている海水を使用します。この海水を鍋に入れぐつぐつと火にかけます。火にかけ続けると沸騰してきます。この沸騰した様子は花のように見えることから塩の花と呼ばれています。火にかけ続けるとだんだんと鍋に白い結晶がこびりついてきます。スプーンですくってみると塩がもうできてきていることがわかります!
お子さまでも挑戦できます!
そのあと出てきた結晶をすくいあげます。この、すくい上げるタイミングによって含まれるにがりの量が変わるため、味に変化が生まれます。ここが塩づくりにおいて唯一味に干渉できる部分だそうです。体験で作った塩は、福井の伝統工芸品である越前和紙を封筒の形に折り、そこに塩の名前を自分で付けて完成です!!
様々なきれいな和紙に名前を書こう!

しの屋ではランチやスイーツも!

志野製塩所に併設している『しの屋』では来ていただいたお客さまをお腹を空かせて帰したくないという思いから、ランチやスイーツの提供をしています。提供内容は時期によってさまざまで、志野さんが作ったお米や卵をつかったオムライスや福井市内のラーメン屋さんが志野製塩所の塩を使った塩ラーメンを提供していることもあります。また、塩プリンや塩どら焼きなど塩を使ったスイーツもあります。製塩所でのランチ、スイーツの提供有無や内容は時期によって異なるので、来店前にご確認いただくようにお願いします。
志野さんが育てている卵「海たて山たまご」の目玉焼き

土日祝は商店「しの屋」が営業!

志野製塩所の隣では土日祝限定で商店「しの屋」が営業しています。「しの屋」では志野製塩所で作られた塩はもちろん、志野さんが育てている卵「海たて山たまご」や志野さんの奥様で元スタイリストのエリーさんが感性の赴くままに畑をデザインしている「エリバタ」で採れた野菜など、自分たちで作ったものを販売しています。この商店には「モノ」を通して越前海岸の「コト」や私たちの「ヒト」を知って欲しいという思いが込められています。お立ち寄りの際はぜひお買い物してみてください!
「エリバタ」で採れたお野菜

志野製塩所で世界に一つだけの塩を作ろう

いかがでしたか?志野製塩所では店主の志野さんの思いを感じながら世界に一つだけの塩を作ることができます。また、塩だけでなく卵や野菜、雑貨など様々なものを楽しむことができます。店主の思いや越前海岸の栄養がたくさん詰まった品々をぜひ現地で楽しんでみて下さい。
店頭の黒板にも注目してみてくださいね
『しの屋』のInstagramアカウントはこちら
『志野製塩所』のInstagramアカウントはこちら

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