福井・敦賀の名産品を職人さんと一緒につくろう!【おぼろ昆布手すき体験】

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おぼろ昆布職人の髙橋 衛さん
北陸新幹線の終点である福井県敦賀市。この地は昔からさまざまなモノが流通する港町として栄えました。日本海を経て東北・北海道や海外からやってきた品物は、多くが敦賀の地に持ち込まれ、山や琵琶湖を超えて京都・大阪方面へ運ばれていったといわれています。今回はそんな敦賀のまちで数多くつくられた「おぼろ昆布」を職人さんとつくる体験をご紹介します!

おぼろ昆布とは?

おぼろ昆布とは昆布の表面を薄く削ってつくった加工品で、敦賀が製造数日本一ともいわれている名産品です。同じく昆布の加工品である「とろろ昆布」は機械でつくることができる一方、おぼろ昆布は機械化が難しく、ひとつひとつが伝統の手技でつくられているのが特徴です。現在は50〜60人の職人さんが敦賀にいらっしゃるそうで、その製造技術は2025年に国の登録無形民俗文化財へ登録されました。
今回は、おぼろ昆布づくりで令和5年度「現代の名工」や令和6年度秋の褒章「黄綬褒章」を受賞されている職人の髙橋衛さんと一緒に「おぼろ昆布手すき体験」に挑戦しました!
髙橋さんのつくった削りたてのおぼろ昆布。口の中で溶けるような繊細な味わいです。

いざ「おぼろ昆布手すき体験」に挑戦!

おぼろ昆布づくりに使用する昆布は、醸造酢に漬けて柔らかくしたもの。漬ける時間は季節によって異なり、夏は30秒ほど、冬は10分ほどだそうです。 漬けた昆布を右足と器具を使って固定し、ベルト状に張って専用の包丁で表面を削っていきます。職人の髙橋さんは手際よく削っていきますが、初めての体験ではここが非常に難関。刃に均一な力が入らないと、表面をきれいに削ることはできません。刃を入れる角度や力の強さにもコツが求められます。そして右手だけを均等に動かし続けるのは難しいため、 膝に右腕を置き、膝ごと動かすように削っていきます。
髙橋さんに補助していただきながら体験!

職人技でつくる「太白おぼろ」

昆布の表面全体が薄くなり、芯が見えてくるまで削ります。それ以上削り続けると昆布が切れてしまうため、やめ時を見極めるのが重要とのことです。極限まで芯に近く、薄く削られた白いおぼろは「太白おぼろ」と呼ばれ、より価値が高いとされています。一般的に削りはじめよりも、この「太白おぼろ」をつくるほうが難易度が高いため、修行中は「さらえ」と呼ばれる表面の部分を削りながら技術を磨くそうです。この修行を経て一人前の職人さんになるには10年かかるとも言われています。

おぼろ昆布の味わい方はさまざま

こうしてつくられたおぼろ昆布は、おにぎりやお吸い物、冷奴やサラダなど様々な料理に活用できます。特におぼろ昆布を巻いたおにぎりは北陸エリアのコンビニエンスストアでも販売されており、敦賀以外でも北陸の人々にとって馴染み深い食べ物となっています。削り続けて残った芯の部分も「バッテラ昆布」「白板昆布」として活用され、押し寿司(バッテラ)に乗せる昆布として、食卓へ提供されるそうです。
なお今回の体験中には、おぼろ昆布のお吸い物も振舞っていただきました。削りたての素材の味と、昆布の風味残る温かいおつゆを味わうことができ、心も身体も温まりました。
体験中にいただいたお吸い物

敦賀に来たらおぼろ昆布の魅力に触れよう!

今回体験させていただいた「おぼろ昆布手すき体験」は、株式会社マップトラベルの運営している観光体験プラン「サステナつるが」でご案内している体験商品の1つで、敦賀ならではの魅力を持続可能な形で体験できるプランとなっています。福井県公式観光サイト「ふくいドットコム」または観光体験サイト「サステナつるが」より7日前までに予約が必要で、8名以上の応募で催行となります。
敦賀のまちなかには他にもおぼろ昆布づくりの体験ができるお店や多彩なおぼろ昆布を販売しているお店があるので、ぜひ訪れた際には伝統と技術の光るおぼろ昆布を味わってみてはいかがでしょうか。
おぼろ昆布手すき体験はWEBサイトから予約できます
福井県公式観光サイト「ふくいドットコム」はこちら

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