「心ほどける長野、大糸線の旅」秋のおすすめスポット9選 ~大糸線沿線 北部3市村編~

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田園地帯を走る大糸線(提供:東日本旅客鉄道株式会社 松本事業本部)
忙しい毎日から少し離れて、雄大な自然やその土地ならではの文化、おいしいものに出会うとっておきの時間。長野県の松本駅から新潟県の糸魚川駅を結ぶJR大糸線の沿線には、そんな小さなごほうび旅にぴったりなスポットが多数あります。今回は長野県内の大糸線沿線地域(北部エリア)である小谷村(おたりむら)・白馬村・大町市の3市村を、絶景・文化・グルメの3テーマで巡る、心ほどける旅をご紹介します。

北アルプスの絶景と日本の原風景を望む大糸線

長野県の松本駅から新潟県の糸魚川駅を結ぶ全長105.4kmのJR大糸線。東京の新宿駅から特急あずさ号に乗車すると、最短約2時間40分で大糸線の始発・終着駅である松本駅に到着します。長野県内の大糸線沿線地域である小谷村・白馬村・大町市・松川村・池田町・安曇野市の6市町村には四季折々の風景が広がっており、大糸線に乗車すると安曇野付近では田園風景を間近に見られるほか、多くの区間で雄大な北アルプスを列車内から望むことができます。
北アルプスを望むことのできる大糸線(提供:大糸線ゆう浪漫委員会)

大糸線の旅を一層満喫できる「リゾートビューふるさと」

大糸線では指定日に「リゾートビューふるさと」という快速列車が運行しており、車窓に広がる絶景を眺めながらゆったりとした特別な時間を過ごすことができます。2両編成の車内には運転席後方に展望室が設けられているほか、観光放送や沿線のご案内、オリジナルグッズの販売などを行うリゾートアテンダントが乗車しています。また、土休日を中心に南小谷行きの列車内では民話・民謡披露、オカリナ演奏などのイベントが実施されることもあります。

長野駅から篠ノ井線を走り松本駅を経由して、南小谷駅までの区間を走行するリゾートビューふるさとは全車指定席となっており、ご利用日の1か月前より指定席券を購入することができます。ご利用の際はJR東日本公式サイトより運行日を事前によくお確かめのうえ、駅のみどりの窓口や指定席券売機などでお買い求めください。
リゾートビューふるさと(提供:東日本旅客鉄道株式会社 松本事業本部)
リゾートビューふるさと(JR東日本公式サイト)

大自然と秘湯に癒される【小谷村】

長野県最北西部、新潟県との県境に位置する小谷村は、「中部山岳国立公園」と「妙高戸隠連山国立公園」の2つの国立公園を有する自然豊かな山々に囲まれた村です。冬は特別豪雪地域に指定されており、スキー場は毎年多くの観光客でにぎわっています。夏は冷涼でトレッキングや空中アスレチックなどのアクティビティもたっぷり楽しめます。

雲上の楽園で深呼吸【栂池自然園】

栂池自然園(つがいけしぜんえん)は、国内屈指の高層湿原を有する自然公園です。園内は「みずばしょう湿原」「わたすげ湿原」「浮島湿原」「展望湿原」の4つの湿原に分かれており、春夏秋冬でそれぞれ異なる景観を楽しむことができます。今回は、9月下旬から10月中旬にかけて見頃を迎える、紅葉シーズンの栂池自然園の魅力をご紹介します。
栂池自然園
「みずばしょう湿原」は、バリアフリー対応の木道が整備されており、車椅子やベビーカーでも気軽に散策できる湿原です。その先に広がる「わたすげ湿原」では、間近に迫る白馬三山や色づく木々が美しい景観を創り出しています。「浮島湿原」では、園内最大の池塘と浮島が織りなす景観が魅力で、青空や白馬岳、紅葉が水面に映る美しい風景を楽しめます。また、園の最深部にある「展望湿原」からは、北アルプスの雄大な山並みと色鮮やかな紅葉が広がり、秋ならではの絶景を堪能できます。

木道が整備されているため、北アルプスの絶景と高山植物を楽しみながら木道散策をすることができるのも魅力です。園内一周は約5.5kmで約3時間半から4時間かかりますが、ゆっくりと自分のペースで移り変わる景色を楽しみながら歩くことができます。一方、「みずばしょう湿原」や「わたすげ湿原」を巡るコースは1時間〜1時間半程度で気軽に散策することができます。時間に制限のある方や体力に自信のない方にも挑戦しやすいコースです。
木道散策
栂池自然園へは一般車での乗り入れができず、栂池高原から栂池ゴンドラリフト「イブ」と栂池ロープウェイを利用してアクセスすることになります。自然園入口までの所要時間はゴンドラ約20分+ロープウェイ約7分(乗り換え時間除く)です。標高の違いによって移り変わる紅葉と北アルプスの絶景をお楽しみください!

※営業時間は季節により異なります。 詳しくは、つがいけロープウェイ公式ページにてご確認ください。
栂池ゴンドラリフト
栂池自然園公式サイト
つがいけロープウェイ公式サイト

470年以上の歴史を持つ秘湯【小谷温泉】

JR大糸線南小谷駅から村営バスで約35分、妙高戸隠連山国立公園の山腹にある小谷温泉は、1555年(弘治元年)に武田信玄の家臣によって発見されたと伝えられています。小谷温泉はナトリウムー炭酸水素塩泉で、いわゆる「重曹泉」とも呼ばれる泉質です。お湯に浸かるだけで皮膚の脂肪分や分泌物を乳化して洗い流し、なめらかできれいな肌にしてくれることから「美人の湯」ともいわれています。切り傷や火傷、肝臓病などに効果があるとされており、長きにわたって湯治場として多くの方に利用されています。
標高850m地点にある小谷温泉

小谷温泉の一軒宿【大湯元山田旅館】

小谷温泉の大湯元である山田旅館は標高850m地点にあり、江戸時代に建築された本館をはじめとする木造建築6棟が国の登録有形文化財に指定されています。江戸から平成まで、それぞれの時代に建築された建物が残されており、長い歴史を刻んできた山田旅館ならではの風情を感じることができます。

山田旅館では宿泊だけでなく日帰り入浴もご利用いただけます。外湯展望風呂は4月中旬頃から11月上旬頃までの時期限定、内湯の元湯湯殿は1年中ご利用いただくことができます。元湯は100年以上変わらない浴槽を使用しており、滝のように上からお湯が注がれるのが特徴です。旅の途中に大正ロマンを感じる浴槽で癒されてみてはいかがでしょうか。

■日帰り入浴(1時間程度のご利用)
・料金:700円
・時間:外湯展望風呂…10:00~15:00(4月中旬頃~11月上旬頃まで)
    元湯湯殿…11:00~15:00(1年中ご利用可能)
登録有形文化財に指定されている建物群
日帰り入浴も可能な元湯湯殿
小谷温泉山田旅館公式サイト

小谷ならではの味に出会う【道の駅おたり】

道の駅おたりは、大糸線北小谷駅から徒歩約12分ほどの場所にあり、地域の食や特産品、温泉を一度に楽しめる小谷村の観光拠点です。売店では地元で採れた農産物や山菜、そば、加工品などのお土産が販売されており、何を購入しようか考えるだけでも楽しくなりますね。施設内にある「深山の湯」は露天風呂やサウナを完備した天然温泉です。内風呂は熱湯とぬる湯の温度の異なる2つの源泉が使用されており、熱湯は冷え性の方に、ぬる湯はゆっくりと湯浴みをする方やお子さまにおすすめです。
道の駅おたり施設外観
館内の食事処「かまど飯処 鬼の厨」では、小谷村の食材を生かした料理を味わうことができ、なかでも注目したいのが、昔ながらのかまどで炊き上げるご飯。小谷産コシヒカリをかまどでふっくらと炊き上げ、旨みたっぷりのご飯をいただけます。

料理に使われる「小谷野豚」も道の駅おたりの名物のひとつ。豪雪地帯の小谷村で放牧されて育った小谷野豚は、生産量が少なくほかではなかなか食べることのできない希少なお肉です。鬼の厨では具だくさんとん汁や生ハム、コロッケなどとして提供されているので、道の駅おたりを訪れた際はぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
かまどで炊かれる小谷産コシヒカリ
日替わりとん汁かまど定食
道の駅おたり公式サイト

壮大な景色とレガシーに出会う【白馬村】

長野県の北西部に位置する白馬村。西側にそびえ立つ雄大な白馬連峰を背景に、四季折々の美しい景色が移ろいます。白馬村はウィンタースポーツのリゾート地として国内外から人気があるほか、登山やトレッキング、ラフティングなどのアクティビティを楽しみに多くの観光客が訪れます。

鏡のように北アルプスの絶景を映し出す【八方池】

四季折々の高山植物を見ながらトレッキングを楽しみたい。そんな方におすすめなのが八方池です。標高2,060mに位置する八方池は、雪に押し出された土砂が堆積した場所に、雪解け水や雨水が溜まってできた「天然の池」として知られています。八方池の背後には白馬岳・杓子岳(しゃくしだけ)・白馬鑓ヶ岳(やりがたけ)からなる白馬三山がそびえ立ち、夏は残雪と緑が茂る山々、秋は赤や黄に色づいた山々を八方池が鏡のように映し出します。
八方池
八方池トレッキングの起点となる八方池山荘へは、2つのアクセス方法があります。 1つ目は、八方の麓(和田野地区)から標高1,500mの黒菱駐車場まで約9km続く黒菱スカイラインを車で走る方法。車窓からは四季折々の景色を楽しめ、条件が合えば朝方に雲海を望めるなど、絶景の中をドライブしたい方におすすめです。黒菱駐車場からはリフト2本を乗り継ぎ、約15分で八方池山荘に到着します。

2つ目は「八方アルペンライン」。ゴンドラと2本のリフトを乗り継ぎ、山麓から約40分で八方池山荘に到着します。八方ゴンドラリフト「アダム」では、秋になると眼下に広がる紅葉を眺めながら空中散歩を楽しめます。

※営業時間は時期・曜日により異なります。詳しくは、白馬八方尾根公式サイトをご確認ください。
八方ゴンドラリフト「アダム」
八方池山荘から八方池までは徒歩移動で登りが約90分、下りが約60分。急傾斜でゴツゴツとした岩場を進む最短距離の右回りコースと、ゆっくりと景色を楽しみながら登りたい方におすすめの左回りコースの2コースが整備されており、体力やレベルにあわせてコースを選択できます。道中には希少な高山植物が多数自生しているので、季節の花々や紅葉を眺めながらトレッキングをお楽しみください。
秋のトレッキングコース
白馬八方尾根公式サイト

長野冬季オリンピックの感動を今も伝える【白馬ジャンプ競技場】

1992年に完成した白馬ジャンプ競技場は日本有数のスキージャンプ競技施設であり、1998年に開催された長野冬季オリンピックでは、スキージャンプ競技の日本代表選手団「日の丸飛行隊」が男子団体ラージヒルで金メダルを獲得した感動的な場所としても知られています。

日本で唯一、ノーマルヒルとラージヒルという大きさの異なる2つのジャンプ台が並んで設置されている白馬ジャンプ競技場は、現在も国内外の大会やトップアスリートのトレーニング拠点として活用されるなど、スキージャンプ競技の発展を支える重要な施設となっています。
白馬ジャンプ競技場
白馬ジャンプ競技場は一般見学も可能で、リフトとエレベーターを利用してスタート地点付近まで上ることができます。地上100m以上の高さから選手と同じ視点でジャンプ台を見下ろすことで、その迫力とスケールの大きさを体感することができ、運が良いと練習中の選手が飛ぶ姿を間近でご覧いただけます。

2つのジャンプ台の間にあるスタートタワー内にはオリンピックギャラリーが設置されており、長野オリンピック・パラリンピックの金メダルをはじめとした貴重な資料や写真が多数展示されているほか、2026年4月にはスイーツやドリンクを楽しみながら一息つける「SKY CAFE HAKUBA」がスタートタワー4階にオープンしました。秋には紅葉した山々と白馬村の絶景を一望できるので、白馬村を訪れた際はぜひ白馬ジャンプ競技場に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■リフト営業情報
・4月中旬~11月末
 8:30~(16:10上り最終、16:30閉場)
・12月下旬~3月末
 9:00~(15:10上り最終、15:30閉場)

■リフト往復券
・大人…740円
・小学生・中学生…440円
オリンピックギャラリー
スカイクリームソーダ
白馬村役場公式サイト

白馬の魅力が集まる【道の駅白馬】

山小屋を思わせる形をした建物と白馬をかたどった大きなステンドグラスが印象的な「道の駅白馬」は、JR大糸線神城駅から徒歩約10分の場所にあります。館内には、白馬村の特産品を取り扱う売店や、地元食材を使った料理を楽しめるレストランなどがあり、白馬の食と文化に触れることができます。売店には、厳しい冬の雪の下で育った「雪下のにんじん」を使ったジュースやドレッシング、白馬錦をはじめとした地酒や新鮮な農産物など、白馬ならではのお土産が充実しています。
道の駅白馬 施設外観
道の駅白馬を訪れた際にぜひ注目したいのが、標高約760mの山腹に位置する白馬村青鬼地区で栽培される古代米「紫米」。鮮やかな色合いが特徴で、おはぎの起源ともいわれており、古くから祝いの米として使われるなど大切にされてきました。道の駅白馬のレストランでは、白馬村のブランド紫米「紫舞」が定食やカレーなどのご飯として提供されています。また、こちらのレストランでは白馬村で飼育されているブランド豚「はくばの豚」を使ったロースカツや豚カレー、手打ちのお蕎麦も提供されているので、白馬の味覚をぜひお楽しみください!
白馬村のブランド紫米「紫舞」
はくばの豚、紫舞を使用した行者にんにく焼豚丼
道の駅白馬公式サイト

北アルプスの玄関口で自然と歴史に触れる【大町市】

長野県大町市は、雄大な北アルプスの麓に広がる自然豊かなまちです。立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口として知られ、壮大な黒部ダムや四季折々に表情を変える山岳風景を楽しむことができます。また、市内には仁科三湖をはじめとする美しい湖や清流が広がり、一年を通して自然の魅力を満喫できるほか、北アルプスの雪解け水が育むお蕎麦をはじめとした豊かな食文化や温泉などもお楽しみいただけます。

圧巻のスケールで観光客を魅了する【黒部ダム】

長野県大町市から足を延ばして訪れたいのが、北アルプス・立山連峰の大自然に囲まれた、日本最大級のアーチ式ダム「黒部ダム」です。信濃大町駅から路線バスと関電トンネル電気バスを乗り継ぎ、約1時間でアクセスできます。高さは186m、えん堤の長さは492mを誇り、巨大なコンクリートの壁と雄大な山々が織りなす壮大な景観は、黒部峡谷を代表する観光名所となっています。

巨大な黒部ダムによってせき止められた水は、エメラルドグリーンに輝く「黒部湖」を形成しています。黒部湖の湖畔からは針ノ木岳を、えん堤からは赤牛岳や立山などの3,000m級の山々を望むことができ、季節によって表情を変える山岳風景も魅力の一つとなっています。特に秋には、周囲の山々が赤や黄、オレンジに染まり、深い青緑色の湖面との美しいコントラストを楽しめます。
秋の黒部ダム
1956年に建設が始まった黒部ダムは、急峻な山岳地帯という厳しい環境のなか、約7年の歳月と延べ1,000万人もの人々が携わり、1963年についに完成しました。特に難工事として知られるのが、ダム建設に必要な資材を運ぶための「大町トンネル」の掘削です。途中で大量の土砂と地下水が噴き出す「破砕帯」に遭遇し、約80mの破砕帯を突破するのに7か月を要する難工事でした。大町トンネルは現在、関電トンネルとして最新式の電気バスで観光客を黒部ダムへ運ぶトンネルとなっています。バス乗車時はトンネル内に設置された破砕帯を示す青色のライトアップにもご注目ください。
関電トンネル電気バス
黒部ダムを訪れたらぜひ食べたいのが「黒部ダムカレー」。黒部ダムをモチーフにつくられた長野県大町市のご当地カレーで、黒部ダムレストハウスではエメラルドグリーンの黒部湖をほうれん草のルーで再現したここだけのダムカレーを提供しています。黒部ダムでは毎年6月26日~10月15日までの期間、毎秒10t以上の水が放たれる観光放水を実施しています。

観光放水が終了する10月中旬頃には紅葉が見頃を迎えるので、それぞれの時期に楽しめる絶景と、ご当地グルメをお楽しみください!
黒部ダムカレー
黒部ダム公式サイト

悠久の歴史を感じる国宝【仁科神明宮】

長野県大町市に鎮座する仁科神明宮は、祭神が天照皇大神(あまてらすおおみかみ)一柱で、かつてこの地域一帯が伊勢神宮の御料としての「仁科御厨(みくりや)」であったことから、その御厨の鎮護のために伊勢神宮から勧請(かんじょう)されました。境内には日本最古の神明造りの建築物として国宝に指定された本殿、中門と、それらを繋ぐ釣屋などが残り、長い歴史を今に伝えています。仁科神明宮では創祀以来、伊勢神宮にならって二十年ごとに社殿の造営を行い、遷宮祭を行ってきました。前回は2019年に実施され、次回は2039年に斎行される予定です。
国宝部分
仁科神明宮では1年を通じて多くの祭事、神事が行われます。主なものとして3月15日に行われる祈年祭では、長野県の無形民俗文化財に指定されている「古式作始めの神事」でその年の稲作の早生、中生、晩生の豊凶を占います。9月の第三月曜日に行われる例祭では、これも長野県無形民俗文化財の「太々神楽(だいだいかぐら)」が奉納され、平安末期よりこの地を治めていた仁科氏の時代から伝承されてきた神楽7座をご覧いただけます。また11月23日には、その年に収穫された穀物を始めとする農作物の恵みに感謝する新嘗祭(にいなめさい)が行われます。この祭りで奉納される「浦安の舞」と共に、境内の紅葉も見頃を迎えますので、ぜひこの時期に仁科神明宮を訪れてみてはいかがでしょうか。
神門
神楽殿
仁科神明宮公式サイト

北アルプスの名水が育む信州の味【お蕎麦】

北アルプスの雄大な山々に囲まれ、豊かな名水に恵まれた大町市は、北アルプスの雪解け水が湧き出る「水が生まれる大町」として知られています。市北部に位置する仁科三湖のひとつ「青木湖」の主な水源は、湖底からの湧き水のみといわれており、流入河川がないため透明度が非常に高いのが特徴です。湖に沿って縄文時代から人が暮らしていた痕跡もあり、古くから大町市と水は非常に強い結びつきがあることが分かります。
仁科三湖のひとつ「青木湖」
このような豊かな自然と水の恵みを背景に、大町市では今もなお蕎麦文化が根付いています。山々からもたらされる清らかな水は、そばの栽培からお蕎麦づくりまで、すべての工程で欠かすことのできない非常に重要な役割を担っており、市内の複数店舗で新鮮なお蕎麦をいただくことができます。
大町市に根付く蕎麦文化
大町市では例年、実りの秋を迎える10月よりお蕎麦をテーマにしたイベントが行われており、2026年も10月1日(木)~11月30日(月)の期間、「ぐるっとそば処・農作物直売所スタンプラリー」が開催されます。大町市内でお蕎麦の食事や蕎麦製麺類の購入、蕎麦打ち体験などをすると獲得できるスタンプを集めた方を対象に、抽選で地場産品が当たるイベントです。蕎麦店や製麺所、農産物販売所がスタンプラリーの対象施設となっているので、この機会に大町市内の蕎麦店を複数巡り、北アルプスの名水と職人の技が生み出す一杯を味わいながら、自然の恵みと地域に受け継がれてきたそば文化を感じてみてはいかがでしょうか。

※画像提供:大町市観光協会
9月上旬頃に満開を迎える中山高原そば畑
ぐるっとそば処・農産物直売所スタンプラリー
信濃大町なび

心ほどける時間を求めて、この秋は大糸線沿線地域へ

大糸線沿線地域(北部エリア)のご紹介はいかがだったでしょうか。絶景に癒され、文化に触れ、その土地の恵みを味わう。大糸線沿線地域である小谷村・白馬村・大町市には、忙しい日常を離れて心ほどける時間を過ごせる魅力がたくさん詰まっています。この秋はぜひ大糸線に乗って、車窓から移り変わる風景を眺めながら、秘湯や絶景スポット、地元グルメなどを巡る、そんな自分だけのお気に入りの景色や体験を探しに旅してみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。

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