【松島基地】見学レポート&2026年【松島基地航空祭】のお知らせ 宮城

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松島基地は宮城県東松島市にある航空自衛隊の基地です。F-2戦闘機操縦者の養成や、全国的に有名なアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による広報活動及び救難隊による救難捜索活動などを担っています。毎年開催される航空祭では、ブルーインパルスの展示飛行や各種装備の展示などが行われ、多くのファンが訪れます。今回は定期的に開催されている基地見学の様子と、航空祭の見どころについてご紹介いたします。

一般基地見学に参加!

華麗な飛行を支える舞台裏 整備作業から離陸まで見学

正門で入門手続きを済ませ、いざ基地内へ。この日はまず、金華山方面へ飛行訓練に向かうブルーインパルスの整備作業から離陸までを見学しました。パイロットと整備員が互いに確認を重ねながら飛行準備を進める姿から、入念な整備と多くの隊員の支えが必要不可欠であることを感じました。その後は、近くの建物の屋上観覧席へ移動して離陸の様子を見学。エンジン音を響かせながら飛び立つ機体の迫力は圧巻で、空へ向かう機体を見つめる、参加者の皆さんのワクワクした表情が印象的でした。

※当日の状況によって見学内容が変更となる場合があります。
飛行訓練に向かうブルーインパルス
パイロットと整備員で最終確認を行う

至近距離だからこそ見える!機体の文字の秘密

格納庫では機体を驚くほど近くから見学できます。普段は気づかない機体の細かな表示にも注目です。「NO STEP」は機体保護のため踏んではいけない場所。「CAPT」は担当パイロットの階級(1等空尉)、「S/SGT」は担当整備員の階級(3等空曹)を示しており、それぞれの名前が記されています。
近くで見ると様々な表示がある

機体に刻まれた歴史 ブルーインパルス塗装デザインの物語

機体塗装のデザインは一般公募によって選ばれており、2代目ブルーインパルス〈T-2〉では女子高校生グループのデザイン案が採用されました。また、3代目ブルーインパルス〈T-4〉では、日本を代表する歌人・斎藤茂吉の孫である斎藤章二氏のデザイン案が採用されています。機体そのものにも興味深い歴史が刻まれていることを知りました。
2代目ブルーインパルス〈T-2〉(手前)、3代目ブルーインパルス〈T-4〉(奥2機)

アクロバット飛行を彩る「スモーク」の秘密

ブルーインパルスのダイナミックな飛行をより印象的に演出しているのが、白い航跡のように見える「スモーク」です。写真の赤いキャップが付いた部分が、スモークを発生させるためのスモークノズルです。T-4では、機体後部のエンジン周辺に取り付けられたスモークノズルからスモークオイルを噴射します。噴射されたオイルが高温のエンジン排気に触れることで白煙となり、展示飛行でおなじみの美しいスモークが生み出されます。スモークノズルを間近で見られるのも、基地見学ならではの体験です。
スモークノズル

東日本大震災での津波被害からの復旧

松島基地は東日本大震災による津波で大きな被害を受けました。当時、ブルーインパルスの主力機は九州新幹線全線開業記念飛行のため芦屋基地へ展開しており、多くの機体が被災を免れました。その後、全国からの支援を受けて復旧が進み、松島基地は航空自衛隊の重要な拠点として復活を果たしました。見学では、津波で被害を受けた機体の垂直尾翼のモニュメントや、震災を教訓にかさ上げされた格納庫を見ることができました。松島基地は、復興の歩みと震災の記憶を今に伝える場所でもあります。
被災した機体の垂直尾翼
4メートル(下の灰色の部分)かさ上げされた格納庫

基地見学の締めくくりはお買い物♪

見学の最後には、基地内のコンビニでお買い物を楽しむことができます。店内には、お菓子やステッカー、タオル、Tシャツをはじめ、ここでしか手に入らないオリジナルグッズがずらりと並んでいます。ブルーインパルス関連の商品も充実しており、見学の記念やお土産にもぴったり。参加者の皆さんも思い思いに商品を手に取りながら、お買い物を楽しんでいました。
ブルーインパルスグッズの他、航空自衛隊関連のグッズが並ぶ
豊富な品揃え

松島基地見学に参加してみよう!

松島基地の一般見学は事前申込制で、抽選に当選された方が参加できます。この日は夏休み期間中だったこともあり、ご家族連れの参加者が多く見られました。一方で、担当者のお話では、普段は航空ファンを中心に、比較的ご年配の方々の参加が多いそうです。ブルーインパルスや航空自衛隊に少しでも興味のある方は、ぜひ気軽に応募してみてはいかがでしょうか。なかなか見ることのできない機体や訓練風景を間近で見学できる貴重な機会です。申込方法や見学スケジュールの詳細は、松島基地公式ホームページをご確認ください。
かつて松島基地で戦闘機パイロットの育成にあたった「第22飛行隊」の碑とT-2練習機

松島基地航空祭のみどころ

松島基地航空祭は、ブルーインパルスの展示飛行はもちろん、航空自衛隊ならではのさまざまな催しを楽しめる人気イベントです。今年は夏の猛暑を考慮し、開催時期が例年の8月から10月へ変更されたこともあり、以前より参加しやすくなっています。

航空自衛隊で活躍する警備犬による訓練展示は、隊員との見事な連携や高い能力を見ることができる人気イベントの一つ。そして、子どもから大人まで多くの観客を虜にする「ブルーインパルスJr.」も見どころです。T-4を模したバイクで本家ブルーインパルスさながらのフォーメーションを披露する姿に、毎年大きな拍手が送られています。さらに、高機動車の体験搭乗に参加された方には、オリジナルクリアファイルのプレゼントが予定されています。デザインは当日のお楽しみ!(※非売品で数に限りがあります。)

なお、展示飛行や各種イベントのスケジュールは天候や運用状況によって変更となる場合があります。当日は松島基地公式SNSをチェックし、最新情報を確認しながら航空祭を楽しんでください。最寄りのJR矢本駅から会場までは徒歩約20分ほどです。周辺の駐車場は混雑が予想されるため、JRのご利用がおすすめです。松島基地航空祭では、空を見上げるだけでなく、音や熱気、会場の一体感まで含めて、ぜひ現地でしか味わえない魅力を体感してみてください。
松島基地公式HPはこちら
松島基地公式Xはこちら
松島基地公式Instagramはこちら

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