岩手・岩泉の【龍泉洞】で青の世界が広がる絶景を見よう

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青くライトアップされた月宮殿
日本三大鍾乳洞と言われる龍泉洞は岩手県岩泉町にある絶景スポットです。長い月日が生んだ芸術品のような鍾乳洞と、透明度日本一ともいわれる地底湖など見どころがたくさんあります。洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物にも指定されている龍泉洞。美しい青の世界が広がる龍泉洞に訪れてみませんか?

日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」とは?

龍泉洞は山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞と並んで日本三大鍾乳洞と呼ばれています。その全長は現在確認されている洞内総延長は4,088mで、そのうち700mが公開中です。総延長は5,000m以上あると言われています。また、見つかっている地底湖は8つあり、そのうち3つの地底湖が公開中です。幻想的に青くライトアップされた鍾乳石群が訪れる人々を魅了しています。
幻想的な第一地底湖

幻想的な地底湖で日本一透明な水が見ることができます

龍泉洞最大の魅力とも言えるのが、神秘的な青色の照明に照らされた地底湖です。第一地底湖は水深35m、第二地底湖は水深38m、第三地底湖は水深98mという深さに達しています。水深が最も深い第三地底湖は透明度が非常に高く、「日本一透明な水」と称されることもあります。第三地底湖が現在、観光コースの最終地点となっていますが、奥にはさらにいくつかの地底湖が確認されていて、現在も調査が進められています。
第一地底湖展望台

数万年かけて作られた神秘の鍾乳石

洞内には数万年かけて自然が創り出した鍾乳石が点在します。なかでも「月宮殿」については洞内の鍾乳石が月の世界を想像させることから名付けられました。照明で照らされた空間は、光の変化が醸し出す幽玄な雰囲気を楽しむことができます。月宮殿には天井から垂れ下がる鍾乳石と、地面から突き出る石筍が密集しており、数万年かけて自然が作り出した造形美をじっくりと鑑賞できます。
月の世界を思わせる鍾乳洞が並ぶ月宮殿

併設の龍泉新洞科学館もおすすめ

龍泉洞のすぐ隣にある「龍泉新洞科学館」では、鍾乳洞の形成過程や洞内の生態系について学ぶことができます。龍泉新洞は1967年、県道拡幅工事の際に発見され、鍾乳洞がよく発達していることや水流の痕跡が残っていて学術的に貴重な事から、龍泉新洞科学館として公開されています。龍泉新洞科学館は龍泉洞と川を挟んで両岸に位置しており、かつて龍泉洞ひと続きだった可能性が非常に高いと言われています。
龍泉新洞科学館

龍泉洞の所要時間・営業時間・料金について

龍泉洞を楽しむための所要時間は龍泉洞が約30分から約40分、龍泉新洞科学館が約10分から約15分ほどとなっており、合わせて約1時間程度となっています。綺麗な場所でゆっくり撮影したいといった場合は、さらに多めに時間を見てください。

また営業時間は時期によって変わりますのでご注意ください。

■営業時間 年中無休 (増水等で臨時閉洞をする場合があります)
10月〜4月 AM 8:30~PM 5:00
5月~9月 AM 8:30~PM 6:00

■料金
大人(高校生以上) 1,100円
小・中学生 550円
※障害者料金・団体料金があります。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
龍が通ってこの細長い道ができたという逸話もある百間廊下

服装に注意して龍泉洞を楽しもう

龍泉洞は、大自然の神秘と静寂を体感できる貴重なスポットです。鍾乳洞のダイナミックな景観や美しい地底湖は、日常では味わえない感動を与えてくれます。洞内は年間を通じて気温が約10℃とひんやりしているため、は織物を持参することがおすすめです。また洞内は床が濡れているところや、急傾斜の階段があるため歩きやすい靴でお越しください。準備をしっかりして美しい龍泉洞をゆっくり楽しんでくださいね。
「龍泉洞」公式サイト

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