999段の石段【男鹿・赤神神社五社堂】

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秋田県男鹿市にある赤神神社には5棟の五社堂があり、重要文化財に指定されています。
この五社堂へ続く石段には、ある言い伝えがあります。およそ2000年前、漢の武帝が5匹のコウモリを連れ、男鹿にきました。コウモリはやがて鬼に姿を変え、大暴れしました。里へ下りては作物や家畜を盗んだり、里の娘も連れ去りました。
里の人々は困り果て、一晩で石段を千段積み上げることができれば、1年に1人娘を差しだすが、もしできない時には二度と里に下りてこない、という賭けをしました。
しかし、あと1段というところで惜しくも失敗。
そのため、この石段は999段だそうです。
また、鬼が来なくなりどこか寂しさを感じた里の人々が、年に1度、鬼の真似をして村を歩き回るようになり、これが「なまはげ」の始まりだとも言われています。
鬼たちが一晩で積み上げている様子を思い浮かべながら、この999段の石段をぜひ登ってみてください!
当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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