2025年版!新潟の夏を彩る【長岡まつり大花火大会】
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今年もやります!日本三大花火大会の1つ「長岡まつり大花火大会」
日本三大花火といえば、大曲・土浦・そして長岡。日本三大花火の1つ「長岡まつり」の大花火大会が、2025年8月2日(土)・8月3日(日)に開催されます。毎年2日間で多くの人々が訪れる、全国でも屈指の人気を誇る花火大会です。日本一の大河・信濃川を舞台に、視界に収まりきらない大型花火が夏の夜空に打ち上げられ、見る者たちを魅了します。
1947年から始まった「長岡まつり」の一大イベント”大花火大会”
今年は週末開催ということもあり、多くの方の来場で賑わうこと間違いなしですね。
夏の夜空に咲き誇り、多くの人々の心震わす迫力満点の花火には、戦争で亡くなられた方への慰霊と、平和の想いが込められています。何度でも訪れたくなる「長岡まつり大花火大会」を2025年版でご紹介いたします。

長岡まつり大花火大会の歴史
もともとは1879(明治12)年9月14日・15日千手町八幡様のお祭りで、遊郭関係者が資金を供出しあい、350発の花火を打ち上げたのが始まりです。しかし1938(昭和13)年、戦争により中止に追い込まれました。
そして、長岡の歴史に刻み込まれた、最も痛ましい、あの夏の日が訪れます。
1945(昭和20)年8月1日、闇の空におびただしい数のB29大型爆撃機が来襲し、午後10時30分から1時間40分もの間にわたって市街地を爆撃し、旧市街地の8割が焼け野原へと変貌しました。
燃え盛る炎の中に、現在わかっているだけで1,489名の尊い命が失われました。
見渡す限りが悪夢のような惨状に、言い尽くしがたい悲しみと憤りに打ち震える人々。
そんな折、空襲から1年後の1946(昭和21)年8月1日に開催されたのが、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」です。
この祭によって長岡市民は心を慰められ、励まされ、固く手を取り合いながら、不撓不屈の精神でまちの復興に臨みました。
そして、現在でも長岡空襲の始まった8月1日午後10時30分と、8月2日・3日の花火大会冒頭に慰霊の花火‟白菊”を打ち上げています。
長岡花火の見どころは?
~正三尺玉(しょうさんじゃくだま)~
大きさや色合いはもちろん、注目は「音」
心に響き渡る迫力満点の正三尺玉を体感でお楽しみ下さい。

~復興祈願花火・フェニックス~
「復興祈願花火フェニックス」は、震災や災害で傷ついた人々を勇気づけるため、また、1日も早い復興を祈願した花火でもあります。一度観たら忘れられない感動が味わえます。
平原綾香さんが歌う「Jupiter」にのせて打ち上げられるのも有名ですね。

~天地人花火~
その代表格ともいえるのが「天地人花火」。2009年の大河ドラマ「天地人」の放送決定を記念して、2008年から打ち上げられています。長岡とゆかりの深い偉人や映画を舞台に、直江兼続が掲げた「愛」をテーマに「天地人」のテーマ曲に合わせて打ち上げられるミュージックスターマインです。

今回ご紹介した以外にも、長岡花火で打ち上げられる花火はどれも見どころ満載です。
日本一長い大河「信濃川」を舞台に咲き乱れる各花火には、さまざまな想いが込められていますので、オープニングから圧倒されること間違いなしです。

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●打ち上げ場所
長岡市長生橋下流信濃川河川敷
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。
※掲載内容は、2025年7月現在の情報です。
※画像はすべて、一般社団法人 長岡観光コンベンション協会様より提供いただきました。
2025 チケット販売の受付は終了しました
なお、雑踏事故防止を防ぐためにも、観覧席チケットをお持ちでない方は、インターネット等でご覧いただくようお願いします。
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