2024年11月9日(土)開催!秋の夜空を焦がす、福島の伝統ある火祭り 須賀川市【松明あかし】

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【松明あかし】とは

松明あかし
須賀川市で開催される【松明(たいまつ)あかし】は430年以上続く伝統の火祭りです。毎年11月の第2土曜日に翠ヶ丘公園にある五老山の山頂で開催されます。園内には約20本もの巨大な松明が立ち並び、堂々と燃え盛ります。

【松明あかし】の由来

約430年以上前の戦国時代、須賀川城が伊達政宗の攻略を受けた際に、人々が城を守るため手に松明(たいまつ)を持って集まったことに由来します。激しい戦いの末、須賀川の町には火が放たれ、須賀川城は炎に包まれ落城してしまいました。

江戸時代の須賀川では、旧暦の十月十日に、須賀川城攻防戦で亡くなった人々を弔うため「炬火(きょか・たいまつやかがり火のこと)」を投げ合う行事が行われていました。様々な変遷を経て鎮魂の想いと、この行事を守り伝えてきた先人への感謝の気持ちを込め、現在は五老山で【松明あかし】が行なわれています。

ここが見どころ!

二階堂神社での採火

【松明あかし】は、五老山での火祭りの前に、二階堂神社において「御神火奉受」を行っており、松明につける御神火を御神火隊が受け取ります。二階堂神社は須賀川城主・二階堂氏を祀っている神社で須賀川城跡に建てられています。

巨大な松明を担いで市内を練り歩く「松明行列」

本松明を担いで街を練り歩く様子
二階堂神社での採火を終えると、炎が灯される巨大な本松明を若衆が担ぎ、街を練り歩きながら約1km先の五老山を目指します。様々な松明がある中で、1番大きな松明の大きさは、高さ8m、重さは1tもあります。また、市内の中学校でも松明がつくられ、松明行列に参加しています。
市内中学校で作成した松明

松明建てと松明点火

点火の様子
燃え盛る松明
燃え尽きる松明
18:00になると五老山で松明が立ち並び、18:30より松明点火が実施されます。勇壮な松明太鼓が打ち鳴らされる中、街を練り歩いてきた松明を人の手で立てて、点火していきます。すべての松明に火がつけられ、真っ赤な炎に包まれる山肌。晩秋の夜空を焦がす松明の火は大迫力です!

松明太鼓の演奏時間(予定)
1部/18:10~点火まで、2部/18:45~20時頃まで

【松明あかし】スケジュール

●前夜祭
日時/2024年11月8日(金) 18:00~19:00
会場/岩瀬八幡神社
内容/慰霊会開催、かがり火設置、小松明行列

●当日
日時/2024年11月9日(土) 11:00~18:30
会場/岩瀬八幡神社
内容/松明披露、御神火奉受式、松明太鼓披露ほか

※天候等の都合により、スケジュールの一部が変更になる場合もあります。
※最新情報は須賀川市の公式サイトをご確認ください。

会場までのアクセス

須賀川市・松明あかし【公式サイト】

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