2025年秋田・湯沢 約300年続く夏の風物詩【七夕絵どうろうまつり】

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毎年8月5日から7日の3日間に行われる七夕絵どうろうまつりは、湯沢市の夏の風物詩。徳川治生の時代から約300年の歴史をもつ伝統の祭りで、夕刻にいっせいに光を灯す大小百数十基もの絵どうろうは圧巻です。

奥様の郷愁の想いから生まれた伝統の祭り

浮世絵美人画の競演
湯沢の「七夕絵どうろうまつり」は、元禄15年(1702)秋田藩佐竹南家七代目義安公に、京都の公卿鷹司家から「おこし入れ」された奥様が、京都への郷愁やるかたない想いを五色の短冊に託し、青竹に飾りつけたのが始まりといわれています。祭りの様式は時代とともに進化し、明治期には家々の軒下に灯籠が飾られたり、大正期、昭和期には湯沢地区の全町で大型の絵どうろうを吊り下げたりするなど、その美しさを競うようになりました。

夕闇に浮かび上がる色鮮やかな絵どうろう

七夕ナイト
商店街のアーケード照明を消し,絵どうろうの明かりが夜の闇に浮かび上がる幻想的な時間。開催期間の19時30分から20時の間のひととき、まだ電気がなかった時代の七夕まつりを彷彿とさせる、趣のあるイベントです。


ミニ絵どうろう
期間中、浮世絵美人が描かれた大・小数百個の絵どうろうが通りに下げられます。日暮れ時ともなれば、絵どうろうに一斉に灯がともされ、まちが一大不夜城と化します。その色彩と優雅さは、全国にも例のないお祭りです。
日が暮れて明かりが灯され、夕闇に浮かび上がる色鮮やかな絵どうろうは、とても幻想な雰囲気です。丁寧に描かれた美人画や浮世絵などの絵どうろうは、訪れた人々を和やかな気分にしてくれます。
小さなサイズのものから、数か月かけて制作される幅4,5メートルのものまで、様々な絵どうろうが街を彩ります。制作には題材探し、下絵描き、墨の図案縁取り、色付けと,様々な工程があり一か月以上を要します。「絵どうろう」は和紙に描いた絵を、木枠に張り付けて作られます。最後に雨などで濡れて破れないようにビニールで覆って完成です。

2025七夕絵どうろうまつり開催決定!!

2025年湯沢七夕絵どうろうまつりが開催されます。JR東日本では七夕絵どうろうまつりに合わせて、湯沢駅~秋田駅間(片道)で臨時列車(七夕絵どうろう号)を運転します。臨時列車の運行日は8月5日(火)~7日(木)、運行時間は湯沢駅発(20:41)秋田駅着(22:17)となっておりますので、ぜひご利用ください。イベントの詳細については、七夕絵どうろうまつり公式ホームページにて、ご確認ください。

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