震災と防災を学ぶ【いわき震災伝承みらい館】の体験・アクセス・周辺観光もご紹介

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いわき震災伝承みらい館
福島県いわき市には多くのサーファーが愛する美しい海岸があることをご存知ですか? 日本の渚100選にも選ばれた薄磯海岸は、白い砂浜が広がり家族連れにも人気のスポットとなっています。そんな薄磯海岸からほど近い場所に、いわき市の東日本大震災からの経験と復興を伝える「いわき震災伝承みらい館」があります。 雄大な海を望む「いわき震災伝承みらい館」では、見て、聞いて、触れて学ぶ様々な体験により、震災の記憶と教訓が受け継がれています。いわき震災伝承みらい館ではどのようなことを学び、体験できるのか、実際に現地を訪れ、体験してきた駅たびコンシェルジュのスタッフが紹介いたします。

「いわき震災伝承みらい館」ってどんなところ?

福島県いわき市には東日本大震災の記憶を風化させないため、後世へ語り継ぐ活動を行っている施設があります。いわき震災伝承みらい館はパネルや映像、学校で被災した日用品などさまざまな資料を展示しており、東日本大震災の爪痕と復興を今もなお伝えている施設です。東日本大震災の被害がどれぐらいのものだったのかを展示物を見て感じることができるとともに、震災で被災された語り部の体験談を聞いて、もし自分自身が震災を経験した時、自分の命を守るために何が必要なのか。どのような行動をとらなければいけないのかを考えるきっかけづくりとすることができます。
東日本大震災を振り返るパネル展示

見て、聞いて、触れて学ぶいわきのこと

いわき震災伝承みらい館では、実際に東日本大震災を経験し奇跡的にそのままの形で残った資料が数多く展示されています。震災が起こった2011年3月11日、この周辺には旧豊間中学校が建っていました。中学校の跡地周辺に建ついわき震災伝承みらい館の館内にはその日、卒業を迎えた生徒たちによって書かれたメッセージが残る黒板が、震災発生当時のままの姿で残されています。
卒業式のメッセージが残る黒板
ほかにも被災した学校の机や津波が到達した時刻で止まったままのタイムレコーダーなど、東日本大震災を通じて残った資料が展示され、一瞬で変貌したあの日の日常と、この場所でいったい何が起こったのかを現代を生きる私たちへ今も鮮明に伝えています。
津波到達時で止まったタイムレコーダーと実際に使われていた机

震災を乗り越え、未来に響く「奇跡のピアノ」

いわき震災伝承みらい館には、震災復興のシンボルともいえる「奇跡のピアノ」があります。このピアノは旧いわき市立豊間中学校の体育館に設置されていたもので、津波に飲まれながらも、修理を経て再び演奏ができるまでによみがえりました。いわき震災伝承みらい館で不定期に催される演奏会で「奇跡のピアノ」は穏やかな音色を今も響かせています。
修復された「奇跡のピアノ」

「語り部」直伝 震災と復興と教訓 防災意識を高めよう!

いわき震災伝承みらい館では、展示を見るだけでは終わらない、ここでしかできない特別な体験が待っています。その一つが、語り部とともに実際の被災地を巡るガイドツアーです。今回は、実際に駅たびコンシェルジュスタッフが参加した、津波被害を受けた薄磯海岸や震災の教訓を活かして整備された豊間公園などを巡るツアーの様子をご紹介します 。
語り部の方と巡るガイドツアー

震災の教訓を活かす豊間公園を見学

豊間公園では、仮設トイレを設置できるマンホールや物資の備蓄倉庫、多くの人が雨風をしのげる屋根付き広場など、災害時には人々を支える設備を実際に見ることができます。
平時はイベント会場、災害時には避難場所となる屋根付き広場

語り部が伝える生きた教訓

また、語り部の解説を聞きながら見学することで、防災を身近に感じられるのもこの体験ならではの魅力の一つです。お話の中には、「好きなお菓子を家や職場など身近な場所に置いておくだけでも、災害があったとき、物資が限られる状況でも心が救われることがある。」と語り部の方はおっしゃっていました。このような実際の体験談から、防災は特別な準備ではなく今の暮らしの延長線上にあるのだと気づかされます。語り部によるお話は、ガイドツアーのほか館内講話や出張講話など様々な形でお聞きすることができます。語り部の手配は事前にいわき震災伝承みらい館公式ホームページから注意事項確認の上、ご予約ください。

アクセス・営業時間・定休日

■アクセス
電車:JR品川駅より特急利用で約2時間30分 バス乗り換え
バス:JRいわき駅南口より、新常磐交通バス「豊間小前」ゆきまたは「中央営業所(豊間・江名経由)」ゆき乗車、『灯台入口』停留所下車 徒歩約3分
*詳しくは、新常磐交通のホームページでご確認ください。
車:常磐自動車道「いわき中央IC」より約30分/「いわき湯本IC」より約35分
駐車場:普通車32台・大型2台可能
*震災後の区画整理により、道路や目印となる施設が車載ナビの情報と異なる場合があります。

■開館時間:9:00 ~ 17:00 *入館は16:30まで
■休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)・年末年始
■入館料:無料

来館の記念にすてきなスタンプ・マグネットはいかがですか?

見学を終えたあとは、いわき震災伝承みらい館での体験を思い出として持ち帰ってみませんか。館内には、来館の記念に楽しめるオリジナル記念スタンプやマグネットカプセルトイが設置されています。記念スタンプはパンフレットにあるスタンプ専用スペースや専用台紙に押すことで訪れた証として残すことができ、旅の記録にもぴったりです。 展示を見て学び、記念品を手に取ることで、旅の時間はより充実したものになります。いわきの旅の一コマとして、ぜひいわき震災伝承みらい館を訪れてみてはいかがでしょうか。
限定の来館記念スタンプとマグネットカプセルトイ
「いわき震災伝承みらい館」公式HP

サーファー憧れの美しい海「薄磯海岸」

いわき震災伝承みらい館から徒歩約3分の距離には福島県いわき市で唯一「日本の渚100選」に選ばれた薄磯海岸があります。白い砂が海岸に沿っていっぱいに広がり、遠浅の海はサーファーのほかに家族連れでの海水浴にもおすすめのスポットです。薄磯海岸を訪れた際には、ぜひ耳をすましてみてください。薄磯海岸を含むいわき市のいくつかの海岸には「キュッキュッ」と音が鳴る不思議な砂浜が広がっています。これは、きめ細やかな砂が敷き詰められた砂同士が擦りあうことで音が鳴る「鳴き砂」という不思議な現象なのです。いわき震災伝承みらい館を見学したら、目と鼻の先の薄磯海岸を散策してみてはいかがでしょうか。
いわき震災伝承みらい館からすぐの「薄磯海岸」

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