岩手・夏に食べたい!私を甘やかす盛岡のご褒美かき氷!【かき氷と和カフェ グル エ トルテ】

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暑い夏に恋しくなる、やさしい冷たさのかき氷
今年も暑い夏が始まりますね。強い日差しの中を歩いた日や、少し頑張った日のご褒美に食べたくなるのが、ひんやり冷たいかき氷。今回は盛岡で出会った、暑さを吹き飛ばしてくれる冷たさと、見た目も味もときめく、特別なかき氷が楽しめる一軒をご紹介します。

盛岡の城下町に構える【かき氷と和カフェ グル エ トルテ】

盛岡駅から徒歩約20分。盛岡城跡公園内にある桜山神社の向かいに位置し、街歩きの途中にふらりと立ち寄りたくなるかき氷と和のスイーツが楽しめるカフェです。2024年2月にオープンしたこちらのお店では、季節ごとに変わるかき氷をはじめ、和のスイーツやドリンクを楽しむことができます。観光の合間にひと息ついたり、暑い日に少し自分を甘やかしたくなったときに、そっと立ち寄りたくなる場所です。かき氷は一年を通して提供されており、季節ごとに素材や味わいを変えながら楽しめるのも魅力のひとつです。取材に訪れた日も、店内には地元の方だけでなく、他県から足を運んだというお客さまの姿が見られました。盛岡の街歩きの途中に立ち寄る人はもちろん、このお店を目当てに訪れる人もいることが店内の様子から伝わってきました。
街歩きの途中でふと目に留まる、「グル エ トルテ」の看板

お店の名前「グル エ トルテ」の由来とは

店名の「グル エ トルテ」は、周辺にある鶴ケ池・亀ケ池の名前に由来しているのだそうです。盛岡城跡公園の自然や、城下町としての歴史が今も息づくこの場所にちなんで名付けられました。その名前には、この土地を大切に思う気持ちが込められているように感じられます。由来を知ると、ただ甘いものを味わうだけでなく、盛岡の風景や、ゆったりと流れる時間ごと楽しんでいるような気分になります。街歩きの途中に立ち寄るのが、より特別なひとときに変わる、そんな背景を持つお店です。
お店の前に置かれた手書きのメニューボード

盛岡の散策の途中で出会う、やさしい冷たさのかき氷

この日は2人で訪れ、それぞれかき氷を一杯ずつ注文しました。運ばれてきたかき氷は、どちらも丁寧に削られたふわふわの氷が美しく、思わず「わー!」「きれいだね」と声がこぼれます。テーブルに並んだ2つのかき氷は、それぞれに個性がありながらも、ひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが伝わってきます。暑さの中を歩いてきた身体に、そのやさしい冷たさが心地よく染みわたりました。
ひとつひとつ丁寧につくられる、やさしい冷たさのかき氷

さわやか!「柑橘とクレームダンシュのかき氷」

ひとつ目は、柑橘とクレームダンシュのかき氷。この日は、国産のきんかんとレモンをはちみつに漬けたものが使われていました。ふわふわに削られた氷の上には、爽やかな酸味の柑橘と、ヨーグルトのような軽やかさのクレームダンシュ。ひと口食べると、氷はすっと溶け、柑橘のさっぱりとした味わいと、やさしい甘さが口いっぱいに広がります。冷たいはずなのに食べ進めても頭がキンと痛くなることはなく、最後まで心地よく味わえたのも印象的でした。暑い日の街歩きの途中に選びたくなる、軽やかで上品な一杯です。
柑橘とクレームダンシュのかき氷

これぞ和スイーツ!「とろける求肥のほうじ茶黒蜜きな粉」

もうひとつは、とろける求肥のほうじ茶黒蜜きな粉のかき氷。こちらは一転、和の素材をたっぷり楽しめる、満足感のある一杯です。かき氷の上には、とろりとした求肥、濃厚なほうじ茶黒蜜、やさしい甘さのきな粉クリーム、そして、モナカのフロランタンとメレンゲ菓子。ひと口目から、香ばしいほうじ茶の風味が広がり、和の素材が重なり合うおいしさに、思わず頬が緩みます。食べ進めていくと、中から現れるのは、つるんとしたほうじ茶ゼリーと小豆。味や食感が少しずつ変化していくので、最後まで飽きることなく楽しめる一杯でした。
とろける求肥のほうじ茶黒蜜きな粉

食べ比べて分かる、やさしさと奥深さ

さっぱりと爽やかな柑橘のかき氷と、和の甘さを楽しむほうじ茶のかき氷。2人で別々のものを頼んだからこそ、それぞれの魅力を比べながら楽しむことができました。どちらのかき氷も、冷たさが角の取れたやさしい味わいで、最後のひと口までゆっくり楽しめるのがグル エ トルテのかき氷。その日の気分に合わせて選びたくなる、夏のご褒美です。またかき氷はその時季ならではの食材を大切にしているため、メニューは季節ごとに入れ替わります。何度足を運んでも新しい発見があり、「今日はどんな味に出会えるだろう?」というワクワク感も、このお店の魅力のひとつ。忙しい毎日の中でも、ふとした時間がちょっとしたご褒美時間になり「訪れた時のお楽しみ」がぎゅっと詰まっています。
訪れた日はどれにしようか迷うラインナップでした

かき氷と一緒に楽しみたい、こだわりのドリンク

かき氷とあわせていただいたのが、ドリンクメニュー。グル エ トルテでは、飲み物も和カフェらしいこだわりが感じられます。ドリンクの一部は、岩手県の伝統工芸である南部鉄器で提供されるのも印象的。手に取った瞬間に感じるほどよい重みや、落ち着いた佇まいに、岩手らしさがそっと添えられています。この日は、やさしい甘さの苺みるくと桜と苺のソーダを注文。かき氷のひんやりとした余韻を残しながら、ほっとひと息つける味わいで、甘いものを楽しんだあとの口にちょうどよく寄り添ってくれました。冷たい甘味だけで終わらず、ドリンクまで含めてゆっくりと過ごせるのがうれしいポイント。少しだけ時間を忘れる、そんな過ごし方が似合う一杯です。
かき氷の余韻に寄り添う、やさしい味わいのドリンク

お土産に選びたい、季節のお菓子とクッキーのアソート

帰り際に目に留まったのが、お土産用に並ぶお菓子や和菓子。店内には季節に合わせたラインナップが用意されていて、訪れるたびに違った出会いが楽しめます。中でも気になったのが、数種類のクッキーが詰め合わされたクッキーアソート。素朴でやさしい味わいが想像できる佇まいで、自分へのお土産にはもちろん、誰かに渡したくなる一品です。その季節ならではのお菓子や和菓子を選べるのも、和カフェならではの楽しみ。お店で過ごした穏やかな時間を、家に帰ってからもそっと思い出させてくれます。「次はどんなお菓子に出会えるだろう」そんな楽しみを残してくれるのも、グル エ トルテの魅力のひとつです。
ひとつひとつが、やさしい味わいのお菓子たち

夏の盛岡で味わう、涼やかな寄り道

強い日差しが照りつける夏の盛岡。グル エ トルテの周辺には、盛岡城跡公園や桜山神社など、木陰の中をゆっくり歩ける散策スポットが点在しています。この界隈は、昼はランチが楽しめるお店が並び、夜には賑やかな飲み屋が灯りをともします。ジェラートやコーヒー、盛岡名物のじゃじゃ麺など、話題のお店も点在しており、時間帯によって街の表情が変わるのも魅力のひとつ。にぎやかな通りを楽しんだあとは、冷たいかき氷で身体を内側からクールダウン。グル エ トルテの名前の由来となった池のまわりを歩いたり、城下町の静かな景色を眺めたりと、ひんやりとした余韻を連れて街を歩く時間も心地よく感じられました。暑い夏だからこそ味わいたい、冷たさとやすらぎ。盛岡の穏やかな時間にそっと寄り添ってくれる、ちょうどいい寄り道です。
桜山神社界隈に広がる、食の楽しみが詰まった通り(写真提供:岩手県公式観光サイト いわての旅)
メニューの確認はこちら【かき氷と和カフェ グル エ トルテ】インスタグラム

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