江戸の町並みが残る青森県黒石市で「黒石ねぷた」の灯ろう作り体験!【手作り雑貨・体験工房IRODORI】

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青森県黒石市にある「手作り雑貨・体験工房IRODORI」は、ねぷた絵を再利用する雑貨の製作体験や販売を行っている雑貨店です。この記事では青森県黒石市と、ねぷた絵を再利用して製作する「ねぷた灯ろう作り体験」についてご紹介します。

青森県黒石市ってどんなところ?

青森県黒石市があるのは、弘前駅から弘南鉄道で約30分の距離。ここはかつて城下町として栄えていました。町の中心地である「中町こみせ通り」には、「こみせ」と呼ばれる藩政時代からの木造アーケードが今も残っており、貴重な風景の中を散策することが出来ます。また、この「中町こみせ通り」は日本の道百選にも選ばれているのです。
青森県黒石市の「中町こみせ通り」

「黒石ねぷたまつり」とねぷたの特徴

青森県の夏といえば「青森ねぶた祭り」が有名ですが、黒石市でも毎年7月30日~8月5日に「黒石ねぷたまつり」が開催されています。7月30日と8月2日には約50台のねぷたが一カ所に集まる合同運行が行われ、藩政時代からの商家が建ち並ぶ風情ある町を練り歩く様子を見学することが出来ますよ。黒石ねぷたは、運行する道幅が狭いためサイズは大きくありませんが、その分絵柄が細かく繊細で色鮮やかなのが特徴です。
沢山の提灯と豪華絢爛な黒石ねぷた
細部まで美しく描かれる黒石ねぷた

ねぷたの魅力を再発見できる場所「手作り雑貨・体験工房IRODORI」

そんな歴史情緒を感じる藩政時代からの古い商家が建ち並ぶ中町こみせ通りの一角にあるのが、「手作り雑貨・体験工房IRODORI」です。
手作り雑貨・体験工房IRODORI
通り沿いに設置された障子窓には、ねぷた絵が再利用されていて思わず写真に収めたくなる外観です。店内からの眺めも素晴らしく、外の光をうけて色鮮やかに映る障子窓が旅の気分を盛り上げます。
店内から見た障子窓
店内に入ると目に飛び込んでくるのは、優しく暖かな光を放つ色とりどりの灯ろうやうちわの数々。思わず見入ってしまう幻想的な空間で、まるで異世界に足を踏み入れたような感覚に包まれます。
幻想的な世界が広がる店内
この灯ろうやうちわは、すべて本物のねぷた絵を再利用して作られているため「ひとつとして同じ絵柄が存在しない」「訪れる度に異なる絵柄に出会える」のが魅力です。ねぷたまつりが終わると貼られていた絵は通常捨てられてしまうのですが、「手作り雑貨・体験工房IRODORI」では、祭りのあとに本物のねぷた絵を譲り受け、それを商品や体験という「祭り」とは違う形で黒石ねぷたの魅力を発信してくれているのです。
色鮮やかに輝くうちわ

世界にたったひとつだけ「ねぷた灯ろう作り体験」

「手作り雑貨・体験工房IRODORI」で体験できる灯ろうのタイプは全部で4種類。
写真左から
ねぷたの灯ろう三段 7,800円
ねぷたの灯ろう二段 5,800円
ねぷたの灯ろうミニ大 4,800円
ねぷたの灯ろうミニ小 3,800円
(税込・LED照明付き)
すべて1時間程度で完成します!
ねぷた灯ろう作り体験

体験の流れは?

まず、灯ろうの骨組みに合わせてあらかじめ切り出された大小のねぷた絵から、好きな絵柄を選んでいきます。次に色のバランスを考えながら、灯ろうの骨組みにレイアウトしていきましょう。最後に絵のフチにのりを付け、骨組みに貼っていけば完成です!

様々な色・柄のパーツの中から自分好みの組み合わせを選んで、世界にたったひとつの「ねぷた灯ろう」を作ってみませんか?ご自宅に帰ってからも灯ろうにあかりを灯せば、ホッとあたたかな気持ちに浸れそうですね。
体験の流れ・様子
「ねぷた灯ろう作り体験」の予約はこちら

青森県黒石市でねぷたの魅力に浸ろう!

今回は青森県黒石市の「手作り雑貨・体験工房IRODORI」で体験できる「ねぷた灯ろう作り体験」をご紹介しました。こちらの店舗では、展示されている灯ろうやうちわを購入することも可能なので、時間に余裕がなく製作体験ができない方もお土産にすることができますよ。沢山並ぶ作品の中から自分好みの1点を探すのも楽しいですね!

青森県へ旅行に行く際は、ぜひ立ち寄ってみてください!
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