三鉄クレープに椿クレープ!三陸鉄道ファン必見!盛駅近くの【ちっちゃなクレープ屋さん】

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岩手県の沿岸を走る三陸鉄道。車体から漂うレトロな雰囲気や車窓から楽しめる景色で人気を集めています。そんな三陸鉄道の駅の1つ・盛(さかり)駅のすぐ近くに三陸鉄道好きには堪らないクレープ屋さんがあることはご存じでしたか?名前は「ちっちゃなクレープ屋さん」。お店の外観は普通のクレープ屋さんですが、実は地元の魅力をたくさん感じることができるクレープが販売されているのです!今回は岩手愛、三陸愛が溢れる「ちっちゃなクレープ屋さん」をご紹介します。
「ちっちゃなクレープ屋さん」外観

地元への愛が溢れるお店

盛駅から徒歩約3分のところにある「ちっちゃなクレープ屋さん」では、デザート系からおかず系まで、約40種類ものクレープを楽しむことができます。 店内にはテーブル席がありゆっくりクレープを食べることができます。

またオリジナルの三陸鉄道サンキャッチャーや、三陸鉄道の車両が描かれたマスキングテープ、地元の作家さんが大船渡の市の花・椿を使って制作したアクセサリーなども販売されていて、地元愛が溢れる店内です。
三陸鉄道グッズ
椿のアクセサリー

三陸鉄道をイメージ「三鉄クレープ」

地元愛が溢れているのは店内だけではありません。「三陸クレープ」は三陸鉄道をイメージして作られました。白い車両に赤と青のラインが入った車両は「三鉄(さんてつ)」と呼ばれ鉄道マニアに人気の車両で、地元の方々も愛着を持っています。
三陸鉄道(写真提供:一般社団法人東北観光推進機構)
「三鉄クレープ」はストロベリーとブルーベリーのジャムで三陸鉄道の車両を表現していて、クリームの上にはホワイトチョコで作られたウミネコが乗っています。「ミャーミャー」とネコのように鳴くウミネコは港町・大船渡で見ることができ、大船渡の市の鳥でもあります。

またクレープを包む包装紙はなんと三陸鉄道オフィシャルのもの!「ちっちゃなクレープ屋さん」がテレビ番組の取材を受けると知った当時の盛駅駅長さんが「画面に映えるから使って」と持ってきてくれたことがきっかけだそう。三陸鉄道公認の「三鉄クレープ」です。
三鉄クレープ

椿の花がモチーフ「椿クレープ」

まるで本物の椿のようなクレープ!食べるのがもったいないです…。リンゴのコンポートとカスタードクリームが椿の花びらのようなピンク色のクレープ生地で包まれ、葉っぱの形のチョコレートまでついています。再現度の高さに驚きです!リンゴのコンポネートは陸前高田産のリンゴを使い、コンポートは自家製。ちょうど良い酸味でカスタードクリームとの相性が抜群です。葉っぱの形のチョコレートは大船渡産ワカメの粉末で色づけしたそう。

椿クレープ
「椿クレープ」は椿の咲く1月ごろからゴールデンウィークごろまで販売されています。大船渡の「世界の椿館・碁石」で毎年開催されているつばきまつりに合わせ訪れてみてはいかがでしょうか?

▼「つばきまつり」の詳細はこちら

恋し浜駅を訪れたら「恋し浜駅クレープ」

三陸で一番ロマンチックな名前の「恋し浜駅」。盛駅からは約16分で駅のホームからは、越喜来(おきらい)湾が見えます。もともと駅の名前は、地名に由来する「小石浜」でしたが2009年にブランドホタテ「恋し浜」に合わせて名前を変更。駅の待合室ではホタテの貝殻に願い事を書いて吊るす「ホタテ貝の絵馬掛け」が行われるようになり、現在は恋愛のパワースポットとして知られています。
恋し浜駅
そんな恋し浜駅をモチーフにした「恋し浜駅クレープ」は、ピンク色のホタテ型の最中はブランドホタテ「恋し浜」を表現。最中の中にはバニラアイスが入っています。中心のブルーベリーは陸前高田産のもので、ホタテの中の真珠をイメージ。水色のゼリーは三陸鉄道が地元の企業とコラボレーションをして作った「さんてつサイダー」で作られています。ゼリーで小石浜の青々とした海、ホイップクリームで波、砕いたクッキーで砂浜が表現されています。

「恋し浜駅クレープ」は7月ごろから10月ごろまで販売されています。
恋し浜駅クレープ

お土産に購入したい「三鉄グッズ」

店内ではクレープが楽しめるほかに、三鉄グッズを購入することができます。

「三陸鉄道サンキャッチャー」のモチーフは大船渡市の花・椿、大船渡市の鳥・ウミネコ、大船渡市の特産品のサンマから猫!
ピンク、ブルー、クリスタルカラーの八角形がついているものと、お花の形のスワロフスキーがついているものがあります。檜でできているため、香りを楽しむこともできます。

店内にはほかにも様々な雑貨が所狭しと並んでいます。あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。
三陸鉄道サンキャッチャーとマスキングテープ

三陸鉄道に乗ったら立ち寄りたいクレープ屋さん

地元への愛を感じる「ちっちゃなクレープ屋さん」をご紹介しました。旅行に行ったらその地域ならではのものに出会いたいですよね。こんなに地元愛を感じることができるクレープ屋さんはなかなかないのではないでしょうか?ぜひ三陸鉄道に乗ったあとには「ちっちゃなクレープ屋さん」で三陸鉄道の余韻を楽しんでくださいね。
店内の様子
列車+宿泊「岩手エリア」のご予約は【JR東日本びゅうダイナミックレールパック】
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