雪の青森で絶景と美食をめぐる4泊5日の旅

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奥入瀬渓流氷瀑ナイトツアー(写真提供:十和田奥入瀬観光機構)
公共交通機関を利用して、青森の冬ならではの美しい雪景色やアクティビティ、そして地元のグルメを楽しむ旅に出かけてみませんか。

人気の定番スポットから、まだあまり知られていない穴場まで、思わず写真を撮りたくなる魅力的なスポットを巡る、4泊5日のモデルコースをご紹介します。

※一部区間ではタクシーを利用します。
※所要時間はあくまで目安です。天候や交通機関の運行状況により、実際の所要時間が異なる場合があります。
※バスや電車の時刻は変更となる場合があります。最新の運行情報や正確な時刻については、事前に各交通機関の公式サイトなどでご確認ください。

1日目:アップルパイと冬のライトアップを楽しむ

青森に到着したら、まずは弘前へ向かいましょう。

弘前ではなんと40種類もの個性豊かなアップルパイを楽しむことができます。サクサクのパイ生地に甘酸っぱい弘前産りんごをたっぷり使ったものから、各店こだわりのオリジナルレシピまで、その味わいも見た目もさまざま。冬だけの限定アップルパイを販売するお店もあり、街歩きをしながら食べ比べを楽しむのもおすすめです。

お気に入りの一品を見つけたら、青森名産のシードルや100%りんごジュースと一緒に味わってみてください。弘前ならではの“りんご尽くし”の贅沢なひとときを満喫できますよ。
アップルパイ
シードル(kimori)
夜は、弘前を代表する人気スポット・弘前公園へ。雪化粧をまとった木々を淡いピンク色の光で照らす「冬に咲くさくらライトアップ」は、まるで桜が真冬に咲いているかのような幻想的な景色を作り出します。白銀の世界とやわらかな光が織りなすロマンチックな風景は、思わず写真を撮りたくなる美しさ。昼間とはまったく異なる表情を見せる弘前公園で、弘前ならではの美しい冬の夜をお楽しみください。
冬に咲くさくらライトアップ
冬に咲くさくらライトアップ 公式サイトはこちらから

2日目:冬ならではの絶景「高山稲荷神社」とストーブ列車を満喫

青森を訪れたらぜひ見たい、冬の青森ならではの絶景スポットを巡る1日です。思わず写真を撮りたくなってしまうスポットが多いので、カメラの準備をしっかりしておきましょう。夜は海辺の温泉宿に宿泊し、旅の疲れをゆっくりと癒やします。

8:00頃

ホテルをチェックアウトし、電車でJR五所川原駅へ移動します。

9:30頃

五所川原駅前からタクシーで高山稲荷神社へ向かいます。

※タクシーは事前に予約しておくと安心です 。
※五所川原駅からバスを利用し、最寄りの「高山神社入口」バス停まで移動することもできます。ただし、バス停から「高山稲荷神社」までは距離があり、45分ほど歩くかタクシーで移動する必要があります。冬はバスの本数が少なくなるため、時間に余裕のある場合の利用がおすすめです。

10:30頃

高山稲荷神社を参拝します。境内に連なる美しい千本鳥居と雪景色が織りなす風景は、冬ならではの絶景です。朱色の鳥居と真っ白な雪のコントラストは写真映えも抜群で、多くの参拝者や観光客が訪れる人気の撮影スポットとなっています。

また、季節限定の御朱印や御朱印帳、お守りが頒布されることもあるため、参拝の記念にぜひチェックしてみてください。お休み処ではお土産としてお菓子なども購入できますよ。

※境内には階段や坂道があります。冬季は足元が滑りやすいため、滑り止め付きのブーツなど、歩きやすい靴でお越しください。
※写真撮影の際は、ほかの参拝者のご迷惑にならないようお気を付けください。
高山稲荷神社
高山稲荷神社 公式サイトはこちらから

11:30頃

タクシーで金木エリアへ移動します。

12:00頃

金木でランチを楽しみましょう。金木は馬肉料理で知られるエリア。「産直メロス」では、寒い季節にぴったりの「馬スジ鍋」や「馬味噌ラーメン」などの絶品ご当地グルメが味わえます。館内では地元の特産品やお土産の販売も行っているため、お買い物も楽しめますよ。
産直メロスの「馬味噌ラーメン」と「馬スジ鍋」
また、金木は文豪・太宰治の生誕地としても有名。「かなぎカフェmelo」では、太宰治の好物だったとされる「若生おにぎり」を楽しめます。米蔵をリノベーションしたおしゃれな店内で、週替わりランチやスイーツをゆったりと楽しめるのも魅力的です。
※現在、かなぎカフェmeloは1組4名様までのご利用となっています。

時間に余裕があれば、太宰治ゆかりのスポットをはじめ、周辺の街歩きを楽しんでみてくださいね。
かなぎカフェmelo(店内)
かなぎカフェmelo(若生おにぎり)
産直メロス 公式サイトはこちらから
金木カフェmelo 公式Instagramはこちらから

13:50頃

津軽鉄道の金木駅から、津軽五所川原駅行きのストーブ列車に乗車します。

ストーブ列車は、雪景色とレトロな雰囲気を楽しめる冬限定の観光列車。車内に設置されただるまストーブの温かな空気を感じながら、津軽平野の冬ならではの風景を眺めることができます。車内ではスルメを購入でき、だるまストーブで焼いて味わえるのもポイント。冬ならではの旅情を感じられる特別な列車旅が楽しめますよ。

※ストーブ列車は事前予約ができません。
※乗車前に「乗車券」と「ストーブ列車券」をご購入ください。
ストーブ列車
津軽鉄道 公式サイトはこちらから

14:45頃

津軽五所川原駅に着いたら、歩いてモホドリ蒸溜研究所に向かいましょう。

モホドリ蒸溜研究所は、青森県産りんごを使用したブランデーやカクテルを楽しめる穴場スポット。店内ではガラス越しに蒸溜窯を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。寒い季節には、体をやさしく温めてくれるホットカクテルもおすすめです。また、りんごジュースやコーヒーなどのノンアルコールドリンクもあるため、お酒を飲まない方でも気軽に楽しめます。

店内ではアップルブランデーやりんごジュースをお土産も購入できます。「LOVEVADOS アップルブランデーホワイト」は、青森県産りんご、白神山地と岩木山の豊かな水で作られており、りんごジュースやヨーグルトドリンクで割る飲み方もおすすめです。
モホドリ蒸溜研究所(店内)
モホドリ蒸溜研究所(カクテル)
モホドリ蒸溜研究所 公式サイトはこちらから

16:00頃

バスまたは電車で青森駅へ移動します。青森駅からは電車を乗り換えて、浅虫温泉駅へ向かいましょう。

18:30頃

1日の締めくくりは、海辺の温泉地・浅虫温泉でゆっくりと過ごします。駅から徒歩で行ける温泉街には旅館やホテルが並び、気軽に温泉情緒を楽しめるのが魅力。陸奥湾を望む温泉に身を委ね、新鮮な海の幸に舌鼓を打ちながら、贅沢な時間を楽しんでください。

夜の時間を楽しみたい方には、浅虫温泉駅近くの「蛍火醸造 Keika Brewing」がおすすめ。グレープフルーツやメロンなどの香りが漂うペールエール「蛍火 keika」や、温泉上がりにぴったりなクラフトビール「残光 zankou」が味わえます。以前、銀行だった建物を再利用しているお店はレトロ感がありつつ、とってもおしゃれ。スタイリッシュな空間で旅のひとときを満喫してください。
浅虫温泉
蛍火醸造
浅虫温泉 公式サイトはこちらから
蛍火醸造 公式サイトはこちらから

3日目:八甲田の雪景色と温泉を楽しむ

青森の冬を代表する人気エリア、八甲田を訪れます。雪景色や温泉など、冬ならではの魅力を楽しみましょう。

8:00頃

浅虫温泉駅から電車で青森駅へ向かいます。

9:00頃

バスで八甲田ロープウェーへ向かいます。

ロープウェーで山頂駅まで行くと、白銀の世界が目の前に広がります。天候や積雪の状況によっては、雪の芸術作品のような美しい樹氷を間近で見ることもできます。特別な装備は必須ではありませんが、雪道を歩くためのスノーブーツや十分な防寒着を用意しましょう。冬だけの特別な風景を楽しみながら、八甲田の雄大な自然を満喫してください。

冬季の八甲田ロープウェイは運休日が多く、月に数回しか運行できないこともあります。よって、山頂へ登り樹氷を観ることは非常に希少性の高い体験です。もしこの体験ができたあなたは、本当にラッキーです!ロープウェイ運休リスクは高いですが、絶景撮影に挑みたい方はぜひ行ってみてください。

※運休の場合、苦情等は受け付けておりません。あくまでも自己責任にてお願いいたします。なお運行状況は公式サイトにてお知らせしていますので、出発前にご確認ください。
八甲田山
山頂駅を降りた後、近くで観れる樹氷
八甲田ロープウェー 公式サイトはこちらから

体験好きの方におすすめ|スノーシュー体験

八甲田ロープウェーの代わりに、スノーシュー体験に参加するのもおすすめ。その場合、バスは酸ヶ湯温泉で下車しましょう。雪に慣れていない方でも参加しやすく、空きがあれば当日申込みも可能です。スノーシューをはじめ、ウェアなどの装備もレンタルできます。
スノーシュー体験
雪に覆われた森を歩いたり、高く積もった雪の上を散策したりと、豪雪地帯ならではの自然を体感できます。高くそびえたつ雪の壁を眺めたり、誰も足を踏み入れていない新雪の上を歩く体験は、冬の青森ならではの思い出になりますよ。雪の上に寝転んで「スノーエンジェル」を作るなど、雪遊びも楽しめます。

※受付は酸ヶ湯温泉旅館内で行っています。
※八甲田ロープウェーが運休した場合でも体験できるため、ロープウェー運休時の代替プランとしてもおすすめです。

12:00頃

八甲田ロープウェーからバスに乗り、酸ヶ湯温泉へ移動しましょう。ランチは酸ヶ湯温泉内の「鬼面庵」へ。期間限定のにしん蕎麦は、ホロホロとしたニシンの食感と旨味が口の中いっぱいに広がります。温かいお蕎麦を味わいながら、冷えた体を温めましょう。数量限定の蕎麦プリンはデザートにぴったり。雪だるまをモチーフにした器は、思わず写真に撮りたくなってしまう可愛さです。
鬼面庵(期間限定のにしん蕎麦)
数量限定の蕎麦プリン

13:30頃

お腹がいっぱいになったら、300年以上の歴史を誇る名湯、酸ヶ湯温泉で日帰り入浴を楽しみましょう。旅館入口にある券売機でチケットを購入し、フロントへ。レンタルバスタオルとフェイスタオルが入浴料金に含まれているため、手ぶらで気軽に利用できます。

「ヒバ千人風呂」は広々とした総ヒバ造りの開放的な浴場で、4つの異なる源泉を楽しめるのが魅力です。立ち上る湯けむりに包まれながら、肩までお湯に浸かれば、旅の疲れもゆっくりと癒やせます。ヒバ千人風呂は混浴のため、抵抗がある方は売店で湯あみ着を購入するか、男女別の「玉の湯」を利用してくださいね。湯浴み着は男女とも500円でレンタルも可能です。

お風呂を出たら「御鷹々々サロン」で一休みしましょう。湯上りの身体を休めながら、窓の外に広がる美しい雪景色が楽しめますよ。
酸ヶ湯温泉
御鷹々々サロン
酸ヶ湯温泉旅館 公式サイトはこちらから

14:50頃

バスで青森駅へ戻ります。

16:00頃

電車で三沢駅へ向かいます。

17:40頃

三沢市内に宿泊します。翌日の観光に備えて、ゆっくりと休みましょう。

4日目:雪と氷の世界でアクティビティとアートを体感

4日目は、北国の青森ならではの氷の体験と、現代アート、アートのように美しい氷の世界を楽しむ1日です。

9:20頃

宿からタクシーで、小川原湖観光センター「レークピア」へ向かいます。

9:45頃

受付を済ませたら、事前予約制のアイスウォーク体験に参加します。アイスウォークは、凍結した湖の上を歩くことができる、北国ならではの特別なアクティビティです。防寒性・防水性に優れたドライスーツを着用するため、冬の寒さの中でも安心して体験できます。

足元から聞こえる氷のきしむ音や、透明な氷の表情を間近で感じながら湖上を歩く体験は、スリルと感動が詰まった貴重なひととき。普段なかなか味わうことのできない非日常の世界が広がります。

青森県最大の湖である小川原湖の雄大な景色を眺めながら、冬の自然が生み出す神秘的な風景と北国ならではの魅力を存分に体感してみましょう。

※開催時期:小川原湖が結氷次第となります。(例年1月後半から3月前半)
アイスウォーク体験
凍った湖の中に入ることも⁉
アイスウォーク体験について詳しくはこちらから(小川原湖カヤックラボ 公式サイト)

11:45頃

タクシーで三沢市中心部へ移動しましょう。ランチには、冬にしか味わえない名物グルメ「三沢ほっき丼」がおすすめ。旬を迎えたほっき貝は肉厚で風味豊か。店舗ごとに味付けや調理方法が異なるため、それぞれの個性を楽しめます。

※ほっき丼は、天候や水揚げ状況などの影響により提供されない場合があります。確実に味わいたい場合は、事前に各店舗へ確認することをおすすめします。
三沢ほっき丼
三沢ほっき丼について詳しくはこちらから(三沢市観光情報サイト)

13:30頃

三沢駅前からバスで十和田市中心部へ向かいます。

14:30頃

十和田市現代美術館を訪れましょう。館内には国内外の著名なアーティストによる多彩な現代アート作品が展示されており、雪景色とアートが調和した十和田ならではの風景を楽しめます。

多くの作品は写真撮影が可能なため、旅の思い出を残したい方にもおすすめです。また、美術館の周辺にもアート作品が点在しているため、散策しながら鑑賞してみましょう。

※特別展や一部作品は撮影できない場合があります。現地の案内に従って鑑賞してください。
Photo: Alex Queen | Michael Warren
十和田市現代美術館 公式サイトはこちらから

18:20頃

夜は、事前Web予約制の「奥入瀬渓流氷瀑ナイトツアー」に参加しましょう。

ツアーでは専用バスに乗って奥入瀬渓流を巡り、冬ならではの幻想的な景色を楽しむことができます。雪と氷に包まれた渓流沿いには、ライトアップされた氷瀑が点在し、昼間とはまったく異なる神秘的な世界が広がります。

静寂に包まれた冬の奥入瀬で、青や白の光に照らし出された氷瀑はまさに幻想的。自然が生み出す美しい造形と光の演出が織りなす風景は、多くの人を魅了する人気の撮影スポットとなっています。

冬の限られた時期にしか出会えない特別な景色を眺めながら、奥入瀬渓流の新たな魅力を体感してみましょう。

※ツアーは2026年12月25日(金)~2027年2月28日(日)の期間中、週末を中心に運行されます。
※発着地はコースによって異なります。
※運行日の詳細は公式サイトのカレンダーをご確認ください。
※夜間は気温が低くなりますので、防寒対策を万全にしてご参加ください。
奥入瀬渓流氷瀑ツアー(写真提供:十和田奥入瀬観光機構)
奥入瀬渓流氷瀑ツアー 公式サイトはこちらから

21:45頃

十和田市内に宿泊します。翌日の観光に備え、ゆっくりと休みましょう。

5日目:青森ならではの食を満喫

旅の最終日は、青森ならではのグルメやお土産探しを楽しみましょう。

8:30頃

バスで八戸駅へ移動します。

10:45頃

バスで八食センターへ向かいます。

11:00頃

八食センター内にある「七厘村」を訪れましょう。まずは受付で利用料金を支払い、席を確保します。その後、センター内の各店舗を巡り、新鮮な魚介類やお肉など、お好みの食材を選びましょう。

購入した食材は、その場で炭火焼きにして味わうことができます。香ばしい炭の香りに包まれながら、自分好みの焼き加減で仕上げるひとときも楽しみのひとつ。新鮮な食材ならではの旨味を存分に堪能してください。

市場ならではの活気あふれる雰囲気の中で、青森の豊かな海と大地の恵みを味わえる人気のグルメスポットです。

※七厘村では、施設内の撮影に制限が設けられている場合があります。撮影を希望する際は、事前にスタッフへ確認してくださいね。
八食センター内でお買い物
炭火で焼いて楽しめます
八食センター 公式サイトはこちらから

12:20頃

次は、八食センター内にある「BEILAB」へ向かいましょう。青森土産として人気の「チョコQ助」を製造する会社が手がける、おしゃれなショップです。店内には、さまざまなフレーバーのボトル入り南部せんべいや、南部せんべいをモチーフにした雑貨など、思わず手に取りたくなる商品が数多く並びます。自分用にはもちろん、お土産選びにもぴったりです。

また、おせんべいを使った見た目も楽しいパフェや、ユニークなフードメニューも人気。かわいらしい盛り付けは写真映えも抜群で、旅の思い出づくりにもおすすめです。購入したフードやスイーツは、八食センター内の飲食スペースで味わうことができますよ。
BEILAB店内
おせんべいを使ったパフェ等
BEILAB 公式サイトはこちらから

13:00頃

バスで八戸駅へ向かい、その後、電車で青森駅へ移動します。

14:00頃

青森駅に到着です。

列車や飛行機の出発まで時間に余裕があれば、駅周辺の観光スポットを散策したり、お土産店に立ち寄ったりするのもおすすめです。旅の最後まで青森ならではの魅力を楽しみながら、お気に入りのお土産を探してみましょう。

美しい雪景色や温泉、グルメなど、青森の冬ならではの魅力を満喫したら、気を付けてお帰りください。

まとめ

雪景色、温泉、グルメ、アクティビティなど、青森の冬ならではの魅力を満喫できる4泊5日のモデルコースをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

行きたいスポットや滞在時間に合わせて行程を調整すれば、自分だけのオリジナルコースを作ることもできます。世界有数の豪雪地帯として知られる青森で、冬だけの特別な景色や体験を楽しんでみてください。
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